【生活習慣病が気になる人へ】内臓型肥満とBMI値の落とし穴

肥満・生活習慣病の予防

今回のテーマ『ダイエットの基準値の使い分けについて』学んでいきます。

ダイエットを表す指標の中には、「BMI」「体脂肪率」がありますが…

皆さんはどちらがいいと思いますか?

一般的にはBMIの方が知られていますし良い気もしますよね…。

しかし、これらの指標は、肥満の特徴によって異なります。

肥満型には大きく分けて「皮下脂肪型」「内臓脂肪型」があります。

2つの脂肪型について知りたい方はこちら

肥満型に合わせて、使い分けすることが重要になります!

今回はどの肥満型には、どの計算式が良いのかについて話していきます。

キーワード「美容と健康維持には体脂肪率」

それでは、順に見ていきましょう!!

美容と健康維持にはどの計算式!?

美容と健康のために気にすべきは「体脂肪率」

なぜかというと、「太った」「痩せた」が簡単にわかるのは体重やBMI指数ですが、それよりも女性の美しさや健康をリアルに表すのは、「体脂肪率」なのです。

要するに、内臓脂肪型の肥満の人にBMI指数を測ったところで、内臓脂肪がどれくらいあるのかわかりません。結果的に体重の指標だけだと、無意味となってしまいます。

また、内臓脂肪型の人は皮下脂肪より内側に脂肪が付きやすく、生活習慣病のリスクも高くなるため、体脂肪率を知ることで、健康を維持できるということです。

BMI指数は、皮下脂肪型の肥満の人には効果を発揮します。

だから、どちらが良いとかではなく、肥満型によって使い分けが重要になります。

BMI指数とは

体重と身長から肥満度を割り出したものです。

BMI指数:平均が22、肥満が25以上

【計算式】

BMI指数=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

Point1

皮下脂肪型の肥満の人には使える!

自分のBMI値を知ることで、身長から見た体重の割合(肥満度)がわかります。

あくまでも、体重と身長での判断なので、内臓脂肪が多い人には向かない値です。

体脂肪率とは

体重に占める体脂肪の割合を表します。

理想の体脂肪率:20~25%(生活習慣病になりにくい値)

【計算式】

体脂肪率(%)=体脂肪の重さ(kg)÷体重(kg)×100

Point2

内臓脂肪型の肥満の人にはこちらがオススメです。

自分の内臓脂肪の量を知ることで、生活習慣病のリスクを防げます。

おわり

どちらの計算式が良いというのはありません。

しかし、健康面を考えたら、外側の値より身体の内側の値を知る方が大切だと私は思います。

自分の体脂肪を知り、目標とする体脂肪率を目指すのもダイエットを頑張れるコツです!

今回の内容を振り返り自分はどちらの肥満型なのか把握してみてください。

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