今回のテーマ『身体によいのはどちらかについて』考えてみましょう。
どちらが正しいのか、なぜ良いのかを考えていきます。
ケース1
主食を減らすvsいつもの量に白米を雑穀に変えてみた
A.いつもの量に白米を雑穀に変えてみた
⇒エネルギー不足が問題として挙げられます。
Point1
エネルギー補給には脳のエネルギーとして知られる炭水化物が必須です!
ダイエット中には、摂取量を減らすことが多いですが…。リバウンド・やる気の低下にもつながります。なので、なるべくカロリーが低い食べ物を食べること(低GI値食品)をオススメします。
実は知らない!?
炭水化物「糖質」「食物繊維」の2つに分かれる
【糖質の吸収スピード】
単糖類(ブドウ糖)>二糖類(砂糖)>多糖類(デンプン)
多糖類:米やパン
多糖類は血糖値を緩やかに上昇させてくれるので、エネルギーが持続しやすいです。
例えば、玄米には、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群には炭水化物をエネルギーに変える役割をするので、太りにくいですし、低カロリーというメリットもあります。
砂糖を使用したお菓子やジュースは控えるべき!?
⇒砂糖を多く含み、比較的すぐ身体に取り入れてしまうため、急激に血糖値が上昇します。それを下げようと、インスリン(ホルモン)が防衛反応として血糖値を急激に下げてしまいます。
このため、急激に上がった糖質を回収し、余ったエネルギーを脂肪として蓄えてしまうため、太りやすくなります。また、血糖値が持続しないため疲れやすくもなり、空腹感も満たされません…。
要するに悪循環に陥ってしまいます。
ケース2
お味噌汁を飲むvsだし入りのお味噌汁
A.だし入りの役割が大切
⇒だし入り味噌には、胃腸の働きを整え、リラックスがあります。
Point2
就寝前のだし入りお味噌汁は、寝つけやすくオススメです。
ケース3
エナジードリンクvs炭酸水
A.糖質を含まない炭酸水
⇒エナジードリンクにはたくさんの糖分が入っています。また液化された飲み物なので、血糖値の上下が激しくなります。
Point3
エナジードリンクは太りやすく、血糖値の面から身体にも良くないためオススメできません。
腹持ちの代用として炭酸水を飲み、糖質は多糖類から摂るようにしましょう!
ケース4
野菜ジュースvs野菜を食べる
A.野菜を食べる
⇒野菜ジュースでは「ビタミンC」「不溶性食物繊維」が摂取できません。
【理想的な割合】
不溶性食物繊維(2):水溶性食物繊維(1)
Point4
上記のダブル作用があってこそ、スムーズに便を排泄できます。
要するに、野菜ジュースでは便秘解消にはつながりません。その結果として、毒素が溜まりやすくなり疲れやすい・肌荒れの原因となります。
ケース5
大豆たんぱく質vsお肉たんぱく質
A.お肉たんぱく質
⇒実は、ほとんどのお肉が「たんぱく質」よりも「脂質」の割合で絞めています。
しかし、お肉たんぱく質が重要になります。
Point5
大豆に含まれるイソフラボンにはコレステロールや中性脂肪を下げる働きがあります。この効果を発揮するには、大豆たんぱく質が必要です。
これだと、良い気もするのですか…
お肉たんぱく質は、大豆たんぱく質よりも、消化吸収量の違いから、効率よくタンパク質を摂取できるのです。
要するに…健康的な身体づくりのためには、お肉たんぱく質を中心に摂り、サブとして大豆たんぱく質を摂るようにしましょう!!
ケース6
青魚を食べるvs青魚は食べない
A.青魚を食べる
⇒青魚にはDHAを豊富に含んでいます。
Point6
DHAにはセロトニンを増やし、不安や緊張をほぐします。また、オメガ3という油が含まれており、これが美容効果に最適です。
ケース7
食事の間隔が長いvs小まめに食事を摂る
A.小まめに食事を摂る
⇒朝食の間隔は3時間以上~5時間以内がべスト
Point7
朝から12時間以内に1日の食事を終えるのが、体内時計の調整には効果的です。
1日0.2食ずつ食べるのがオススメです。
ケース8
日焼け止め対策vs適度に日焼けをする
A.適度に日焼けをする
⇒陽を浴びることで、「セロトニン」「ビタミンD」を吸収できます。
Point8
1日のリセットや適度に陽を浴びることで骨のスカスカを防ぎます。
ケース9
野菜中心ダイエットvsたんぱく質ダイエット
A.たんぱく質ダイエット
⇒たんぱく質は筋肉を作り代謝を上げる重要な役割をしています。
Point9
筋肉を落とさず、美しい身体づくりを目指すためにも必須の栄養素です!
ただ、たんぱく質の摂りすぎは腸内環境を悪くしてしまうので、野菜も程よく食べることが大切です。
ケース10
1%の改善の積み上げvs完璧を追求
A.1%の改善の積み上げ
⇒毎日の積み重ねがリバウンドを防ぎます。
Point10
3日間の周期でバランスを摂る
食事を1年1日3回で計算すると…
1年間で1095食!
そのうち何食を目標とする食事内容に近づけるかが重要です。
おわり
今回は10パターンを例に挙げていきましたがどうでしたか?
自分に足りないと思った内容を振り返り実践してみてください。
美しく健康的な身体でいるために!!
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