今回のテーマ『腸内バランスについて』学んでいきます。
ダイエットをしている女性は、食べる量が少なく便秘になりがち…。
そういう場合に便秘対策として野菜やヨーグルトといった「食物繊維」と「乳酸菌」を摂ってみるといった安易な方向に走りがちです。
男性に多いのは、肉などの動物性食品や加工食品の摂りすぎによる腸内環境の悪化です。食生活が悪くても食べる量が多いと押し出し式で出しているため、自分では気づきにくい点があります。
この点を踏まえて今回の内容に入っていきます。
キーワード「食物繊維」「発酵食品」
それでは、順に見ていきましょう!!
Contents
便秘になる特徴とは!?
①食べる量が少ない
②動物性・加工食品の食べ過ぎによる腸内環境の悪化
③水分不足
善玉菌+悪玉菌+日和見菌(どちらでもない菌)。この3つがそれぞれ調和を保つのが良い状態と言われています。
要するに、バランスが偏ると便秘になりがちになるということです。
《食べる量が少ない》
食べる量が少ないと消化するものがありません。これにより、腸の動きが弱くなり、不要物が排泄しにくくなります。
《動物性たんぱく質》
食物繊維を含まないため、これらが腸内で腐敗を起こす原因となります。
悪玉菌は腐敗したエサを食べて増殖をしていき腸内環境を悪くしてしまいます。
腐敗が進行していくと、腸内環境が悪化してしまい、それらがアンモニアなどの有害なガスとして体外に排出されます。この原因で引き起こされるのが、体臭・口臭・以前よりおならが臭い・吹き出物・肌荒れです。
《水分補給》
1日の水分補給量:1.5リットル
排便するときの便には水分を含みます。
水分摂取量が少ないと便が固くて出にくくなってしまいます。
※朝の水分補給は胃腸を起こすのでオススメ
目標は1日最低1回!スッキリへ
しっかりと便が出るようになったことで、お腹周りがスッキリとします。また、便秘が解消されたことで、顔色や体調が良くなり、痩せやすくなったという人もたくさんいます。
玄米を食べるとお腹が張る!?
食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2つがあります。
食物繊維を摂っていたとしても、どちらかに偏ってしまうと逆に便秘となってしまいます。
玄米に多く含まれる「不溶性食物繊維」には水を吸収して腸内で10倍ほど膨らみカサを増す役割をします。
これをしっかりと便として出すためには、「水溶性食物繊維」が必要となってきます。
例えば:海藻類、大豆、芋類、根菜類、キノコ類
これらは水に溶けやすく食物をドロドロにしてくれます。
腸内環境と言えば乳酸菌が効果的!?
よく腸内環境を整えるために、乳酸菌を選択しがちですが、実はそうではありません。
なぜかというと、例えばヨーグルト!これは動物性でもあるため、逆に腸内を荒らしてしまう可能性もあります。なので無理に摂らなくても大丈夫です!!
ヨーグルト以外の発酵食品でも摂取ができます!
例えば:納豆、みそ、漬け物、キムチ
これらを積極的に摂るのも効果的ですので、ぜひ試してみてください
もしかして…リーキーガット症候群!?
本来腸壁の粘膜には強いバリアがあります。この粘膜は異物を入れないようにしています。
便秘やアトピーなどの炎症により、腸に負担が掛かることで粘膜に穴が開いてしまうことがあります。
この症状が起きたときには、肌荒れや体臭が、かなりきつくなってしまいます。
予防・改善するためにも、動物性食品、小麦等の雑穀、アルコールを避け、食物繊維や腸内を保護するオメガ3油の摂取をオススメします!
おわり
便秘の原因を探るためにも、活用していただけたらと思います!
食物繊維を摂るにも、不溶性・水溶性のバランスが大事ですし、乳酸菌の代用として、発酵食品でも良いことをご理解いただけたかと思います。
ぜひ試してみて便秘改善していきましょう!!
コメント