今回のテーマ『代表的な保湿成分について』学んでいきます。
お肌の乾燥が気になる人も多いはず!
今回は代表的な保湿成分について話していこうと思います。
キーワード「3つのタイプ」
それでは、順に見ていきましょう!!
Contents
種類一覧
保湿成分は、水分のキープ方法がさまざまです。
肌の状態に合わせて使い分けてみましょう!
水分を「挟み込む」タイプ【オススメ度☆☆☆】
水をはサンドイッチ状に挟み込むことで、しっかりと潤いをキープする性質があります。
セラミド
細胞間脂質の40%を占めている物質です。
湿度が下がっても水分をキープできる最強の保湿成分
スフィンゴ脂質
セラミド以外の細胞間脂質に分類されます。
保湿力はセラミドよりも弱い
水素添加大豆レシチン
大豆から抽出される成分。
保湿力はセラミドよりも弱い
ステアリン酸コレステロール
セラミド以外の細胞間脂質に分類されます。
保湿力はセラミドよりも弱い
Point
セラミド>スフィンゴ=ステアリン=レシチン
最も保湿力があるのがセラミド!
水分を「抱え込む」タイプ【オススメ度☆☆】
真皮にある成分が使われています。
ただし、これらの成分を肌へ塗った場合には「真皮」に吸収されず「角質内保湿」として働きます。湿度が下がっても、水分を抱え込んだままキープしてくれるのが特徴です。
ヒアルロン酸
真皮にあるゼリー状の物質。
200~600倍の水分を蓄える力があり、敏感肌の人にもオススメです。
コラーゲン
真皮では弾力を保つ役割をしていますが、化粧品として配合されている場合には「保湿成分」となります。
※真皮まで吸収されないのが残念なポイント
エアラスチン
これも真皮にある物質です。
保湿力が強いため、化粧品に配合されることもあります。
ヘパリン類似物質
血液中のヘパリンという成分に水分含有力があることから、類似の成分を保湿成分として応用したものです。
Point
- あくまで真皮ではなく角質内保湿
- 敏感肌の人はヒアルロン酸がオススメ!
水分を「つかむ」タイプ【オススメ度☆】
水分を吸湿する性質があります。
※湿度が低いときには保湿力が下がってしまうのが残念なポイント
天然保湿因子
保湿力は強くないが、サラッとした使用感が好きな人にはオススメです。
PG
吸収性に優れるが、保湿力はあまり良くないのが特徴です。
Point
- ベタつきが苦手な人にはオススメ!
- 吸収性は良いが保湿がイマイチ
おわり
今回は代表的な保湿成分について話してみました。
まとめると…
- 保湿性に優れる「セラミド」
- 保湿はセラミドより劣るが敏感肌には「ヒアルロン酸」
- ベタつきが苦手な人には「天然保湿因子」
用途に合う保湿成分を試してみてください!
コメント