今回のテーマ『汗をかいても脂肪は燃焼しない!について』学んでいきます。
お腹をへこませるために、サウナでしっかり汗を流そうと考えた事はありませんか?
実はそのやり方、効果が期待できないかもしれません!
今回は汗と脂肪燃焼の関係性について触れていきます。
キーワード「痩せると汗の量の関係性」
それでは、順に見ていきましょう!!
Contents
汗量と脂肪燃焼の関係性
汗をかいた分だけ脂肪がたくさん燃焼すると思い込んでいる人が多いかもしれませんが、かいた汗の量と脂肪燃焼量は比例関係にありません。
Point
大量に汗をかいたからといって、脂肪がたくさん燃焼したわけではありません。
また、汗をほとんどかかなかったからといって脂肪が燃焼していないわけでもありません。
汗を流そうとする行為の思い込み
脂肪を燃焼するために、厚着でランニングしたり、サウナで汗をたっぷり出すという人がいますが、これらは効率的ではありません。
むしろ、水分が失われて軽度の脱水状態となり、心臓などにかかる負荷が高くなってしまいます。
Point
もちろん、汗をかくことは気持ちがよいことですし、ストレス解消にもなります。しかし、脂肪燃焼の効率を考えた場合、必ずしも汗を絞り出す必要はないのです。
ボクサーの減量と脂肪燃焼は意味合いが違う
ボクサーが減量のために厚着をして走り込んだり、ジムの室温を上げて汗を出して体重を減らしていたりする姿をテレビなどで見て「減量=汗を出す」と思われているかもしれません。
しかし、ボクサーの減量とお腹をへこませるダイエットは、似て非なるものです。
計量を目の前に控えているボクサーの場合、日々の節制やトレーニングで、すでに体脂肪が落ちた状態からさらに、0.1gでも水分を抜いて一時的に体重を減らさなければなりません。
サウナスーツのようなものを着ているのは脂肪を燃焼させるのではなく、汗を流して体内の水分を抜くのが目的なのです。
体温が上がりすぎても脂肪燃焼の妨げになる
人間の身体には「リパーゼ」という脂肪の分解に関わる酵素があります。
リパーゼの働きは体温が通常の状態よりも、1〜2度ほど上昇したときに最も効果を発揮します。
たくさん、汗を流そうと、着込んで運動をすると体温が上がりすぎてしまい、リパーゼの働きが悪くなって脂肪燃焼効率が悪くなってしまいます。
おわり
あくまで、汗をたくさんかく行為はデトックス効果を目的としたものであり、必ずしも痩せるというわけではありません。
無理せず、コツコツ継続的に行うことがお腹をへこませるためには、近道かもしれません!
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