【深みのあるクラフトビール】修道院がつくるアビイビールとは

アルコール

「クラフトビールを飲み始めて約10年!飲んできた種類は数百種類にもなります。今回紹介するのは「アビイビール」深みがある独特な味わいの中でお勧めのビールをいくつか紹介したいと思います」

ちなみにアビイビールとは

修道院ビールのことを指します。一般的には、修道院から委託を受けて一般の醸造所によって造られるベルギービールのことです。

ビールが好きでクラフトビールを飲んでみたいけど…。種類も多いし、失敗もしたくない!正直どれを選んだら良いかわからない。

そんな悩みを解決するため、お勧めビールをご紹介しています。

St.Bernardus

ビール通や評論家には世界のベストビールの1つとして知られています。もともと世界一のビールと言われる「ウェストフレテレン・アブト」を醸造する「セント・シクステュス修道院」からレシピを与えられて1946年に醸造が始まったビールです。

香り☆☆☆
フルーティー☆☆☆
苦味☆☆☆
味わい(深み)☆☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

アプリコット、バナナ、干しぶどうのような複雑でフルーティーな要素コーヒー、カラメルやチョコレートのような甘くほろ苦い口当たりがあります。

Tongerlo BRUIN

1133年に設立されたトンゲルロー修道院。第一次世界大戦中にドイツ軍が醸造所を取り壊すまで、修道士達は何世紀に渡りビールを製造していました。今も修道院のレシピで製造しています。

香り☆☆☆
フルーティー☆☆☆
苦味☆☆
味わい(深み)☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

バニラのような甘い香りがありつつ、ほろ苦いチョコレートのようなニュアンスもあります。

maredsous BLOND

1872年設立したマレッツ修道院。当時のオリジナルレシピをそのままに受け継いでいるため、変わらぬ味わいです。

香り☆☆☆
フルーティー☆☆☆☆
苦味☆☆☆
味わい(深み)☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

蜂蜜のような香り、まろやかさがあり、フルーティーで爽やかな要素もあります。ドライよりでホップの苦味も加わった後味。複雑な風味とほのかな苦味が、最高に心地よいです。

St Feuillien TRIPLE

サンフーヤン醸造所は1125年に彼の信仰者たちは殉教した地「ル・ルゥ」に修道院を建設し、フランス革命後に修道院は破壊されましたが、建て直し何世紀にも渡り現在もビールを造り続けています。

香り☆☆☆☆
フルーティー☆☆☆☆
苦味☆☆☆
味わい(深み)☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

軽めなフルーティーな飲みごたえ、アロマの爽やかさ、またホップとほろ苦さのバランスがとてもよいです。オレンジピールによる酸味と爽快感もあります。

Keizer Karei Charies Quint 

日本語にするなら「カール五世」という銘柄ですが、ハプスブルク家の絶頂期に君臨した神聖ローマ帝国皇帝かつスペイン国王のことです。こちらのビールはヘタンカー醸造所で造られるビールです。

香り☆☆☆☆
フルーティー☆☆☆☆
苦味☆☆
味わい(深み)☆☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

レモン、蜂蜜、アプリコットのようなフルーティーな要素ホップの香りが口全体に広がります。本当に美味い絶品です。

終わり

今回はベルギービール数百本飲んできた中でも深みのあるクラフトビールを探している方に向けて、お勧めのビールをいくつか紹介してみました。

クラフトビールに興味があって、どれを飲んだらいいか迷っている方に参考にしていけたらと思っています。

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