【修道院ビール】深みのある本場のトラピストビールとは

アルコール

「クラフトビールを飲み始めて約10年!飲んできた種類は数百種類にもなります。今回紹介するのは「トラピストビール」深みがある独特な味わいの中でお勧めのビールをいくつか紹介したいと思います」

ちなみにトラピストビールとは

修道院内に醸造所を持つ、トラピスト会の修道院でのみ造られるビールを指します。この呼称(Authentic Trappist Products)を使うことを許されているのは世界にわずか11ヶ所のみ。そのうち5ヵ所がベルギーにあります。 

ビールが好きでクラフトビールを飲んでみたいけど…。種類も多いし、失敗もしたくない!正直どれを選んだら良いかわからない。

そんな悩みを解決するため、お勧めビールをご紹介しています。

Westmalle Dubbel

ウェストマール修道院は、1836年に修道僧 が自分たちだけの飲用としてビールを醸造し始め、1870年代にはウエス トマール村に限り売られるようになり、1920年に本格的な醸造が行われるようになりました。

香り☆☆☆☆
フルーティー☆☆☆
苦味☆☆☆
味わい(深み)☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

干し葡萄、デーツ、ブラックチェリーのような熟した濃いめの飲みごたえです。フルーティーな香りとダークモルトの香ばしさがあり、深みを存分に楽しめます。

Rochefort

サン=レミ修道院がトラピストビールの醸造所としてあまり広く知られていなかったのは、ベルギーでいちばん厳格だと評判の修道院長がいたこと、地理的に世俗と隔離されていたことがその原因だといわれています。ロシュフォールビールは今ではビール愛飲家に知られるようになりました。

香り☆☆☆
フルーティー☆☆☆☆
苦味☆☆☆
味わい(深み)☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

アプリコット、プラム、赤リンゴのようなフルーティーな甘さと口当たり、ほのかにコーヒー、チョコレートのようなニュアンスの苦味もあります。

GOUDEN CAROLUS CUVEE

グーデンカルロスのCuveeVan De KaizerRoodとBoonLambicをブレンドした珍しいビールです。

香り☆☆☆☆
フルーティー☆☆☆☆
苦味☆☆☆
味わい(深み)☆☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

グーデンカルロスらしいフルボディよりの飲みごたえ、フルーティーでありつつも複雑味もあり。それに加えてランビックビールの要素もあり、上品で主張し過ぎない程度に酸味も感じられます。なかなか味わえない珍しい味わいです。

Chimay GOLD

シメイ・ゴールドは、修道院開設当初よりスクールモン修道院の修道士、ならびに修道院を訪れたゲストのみしか口にすることが出来なかった門外不出のビール。現地では「シメイ・ドレー」という名前だそうです。

香り☆☆☆☆
フルーティー☆☆☆☆
苦味☆☆
味わい(深み)☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

桃、オレンジ、アプリコットのような柔らかくフルーティーな香りと飲みごたえがあります。また、柑橘系のさわやかでさっぱりとした酸味と旨みのバランスがとてもよいです。

Chimay Grand Réserve

2015年からスクールモン修道院が造り始めたビールです。年に2回のみ生産し、複数の木樽で寝かせたシメイ・ブルーをブレンドします。2016年はコニャック樽が使われてました。

香り☆☆☆☆
フルーティー☆☆☆☆
苦味☆☆☆
味わい(深み)☆☆☆☆☆

※5段階評価で表示しています

【味わい】

深みのある贅沢なビールです。コニャックの樽につけることで、香りに深みがあります。また、濃いビールで、飲みごたえもありながら、苦味、酸味のバランスがとてもよく口の中でスーッと抜けていきます。飲みやすいビールです。

終わり

今回はベルギービール数百本飲んできた中でも深みのあるクラフトビールを探している方に向けて、お勧めのビールをいくつか紹介してみました。

クラフトビールに興味があって、どれを飲んだらいいか迷っている方に参考にしていけたらと思っています。

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